funkasticsym567’s diary

書評中心に雑感を記載します。自分のアウトプット実験場の一つです。

イシューからはじめよ 知的生産のシンプルな本質

そもそも「イシュー」とは何か?

「課題」とは何が違うのか?

 

問題解決、課題解決型人間だと元同僚から分析された私としては、

安宅和人氏のこの有名な本を読まずにはいられなかった。

 

何度も読むべき本だと思う。まずは思うがままに記載してとどめておく。

 

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

1.「イシュー」を見定めることの大切さ

2.良いイシューにはポイントがある

3.「イシュー」として定めることと、定めたら解くこと。 

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

 

 

1.「イシュー」を見定めることの大切さ

 

 ▼ 個人的な表現だが、「イシュー」は、本質的に解決すべき問題。今、最優先で根本解決をすべき問題のこと、だとする。

 

 ▼ 昨今、生産性を上げるべき理由が語られるが、生産性を飛躍的に向上させた結果事例も多く語られている。「イシュー」を正しく捉えたことによる効果はそうした結果事例と匹敵する、もしくはそれ以上のものとなる。

 

 ▼ 「イシュー」がずれないように、何度も分析し、ストーリーづくりをする。プレゼンや提案書をつくるステップに似ている部分があるが、その前に、本当に芯から向き合うべき内容は、テーマは何なのか。何を結局解決しなければいけないのか。So What?を何度も繰り返す。”そもそも”、”なぜなぜ”の繰り返しを徹底する。

 

こうしたポイントを鑑みて、「イシュー」を見極めるためのアウトプットを重ねることで、

どれだけの結果が出るのか楽しみたい。

   ・ お客様に、それこそ解決すべきと認識していたことなんです!

   ・ 気づいていなかったんですが、これこそ根本ですね!

   ・ 一緒にお手伝いして頂けませんか?

  などといった反応が返ってくるぐらいだとうれしい。

  さらに、そこからサービスをデリバリなり、解決案を提案するだけでもその後、

  実際に改善結果などが出るような導きができるような、

  イメージができるためにも、自らのアウトプットのプロセスやスキルを向上させる前に、

  時々一歩立ち止まって考えるために、この書籍を手に取る意味は相当ある。

 

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

 

 

2.良いイシューにはポイントがある

 ▼①本質的な選択肢である、②深い仮説がある、③答えを出せる

 ▼具体的なポイントがあること。たとえば、問題として選択したテーマの分析手法や、すでに常識と結論付けられている情報とその裏付けデータ自体、その背景経緯などに対する仮説ポイント。

 

3.「イシュー」として定めることと、定めたら解くこと。 

 ▼とにかく、書いて書いて書きまくる。

 ▼相談する相手とともに、レビューしてもらいながら、イシューを洗練させる。

 ▼定めたイシューを解くため、仮説に対する答えをいくつか想定する

  ⇒ 実際に調査分析を始めたら、想定外の答えが出る可能性はある。

    仮説に対して答えを想定してもいいがそれに引っ張られないよう。

 

 

以上。