人工知能 機械といかに向き合うか - その1
まだ読了しておらず、3分の2ほど読んだところだが、内容整理したくエントリ。
それほどの中身ではあると思う。
<もくじ>
1.記載内容概要
2.自分が感じたこと
3.注意して掘り下げていきたいポイント
人工知能―――機械といかに向き合うか (Harvard Business Review)
- 作者: DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/09/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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人工知能(AI)に関する書籍がホットであるが、
Harvard Business Review が人気の特集を書籍化するほどホットなのである。
これが面白くないはずがない!と購入した。
結果として、(まだ読書中だが)本当に面白い。興味深い。考えがいがある。
1.記載内容概要
Harvard Business Reviewの人工知能特集の回で紹介されていた記事を
まとめたものだが、以下のような論点に興味があればぜひ読むと良いと思う。
・ 人工知能は本当に人間の仕事を奪うのか?という問いに関するレポート
・ 人工知能がこれからのビジネスの在り方をどう変えるか?
・ ビッグデータを基にしたディープラーニングをどのように活かすことができるか?
・ AIではできないことは何か?
2.自分が感じたこと
・ 意思決定を補助するだけでなく、意思決定自体をAIが行うこととなっても、
人間の心情的な部分を納得させるには人間のコミュニケーション力が必要である。
(例:投資家へ承認を売買する証券会社のセールスマンを想像してみるとよい。)
・ AIではできないことは結構ある。
第二章”人工知能はビジネスをどう変えるか”で安宅和人氏が記載されているが、
・AIには意思がない
・AIは人間のように知覚できない
・AIは事例が少ないと対応できない
・AIは問いを生み出せない
・AIは枠組みのデザインができない
・AIにはヒラメキがない
・AIは常識的判断ができない
・AIには人を動かす力、リーダーシップがない
8つもある。
つねづね、「問題解決」より、「問題の選定、設定」のほうがはるかに難しい。
と感じているので、AIは問いを生み出せない、枠組みのデザインができない、
という点は非常に重要である。
AIが問いに対する判断をするために必用なパラメータ、変数を、
人間が設定する必要があるし、何が問題か定義できるのは、
何かを変えたい、生み出したい、と意思を持ち考える人間でしかできないことだ。
3.注意して掘り下げていきたいポイント
AIができない部分を掘り下げ、
今後の世界で人間ができるべきである領域を掘り下げたい。
特に自分は、「問題の選定、設定」を行い、
問題解決のために必用な”変数、パラメータ”にはどんなものがあるか、
を枠組みづくりのできる知識を備えていきたいと切に思う。
自分で考えて、自分で問題を設定し、問題解決に至るプロセスを考える。
問題解決の後には何が効果として残るのか。
引き続き考えていきたい。
残りは別途記載する。
以上。