funkasticsym567’s diary

書評中心に雑感を記載します。自分のアウトプット実験場の一つです。

一般的な学習術、勉強法に関する2つのアプローチ

受験型試験対策勉強法、アウトプットのための勉強法、この2つが私が考える勉強法のアプローチの大枠である。

まず最初の、受験型試験対策勉強法は、高校大学入学試験や、資格試験など、あらかじめ試験範囲の見える範囲の内容に対応がしやすい勉強法である。

具体的には、1つの参考書、問題集を繰り返し行い、短期間での知識の習得をはかり、一段上の参考書、問題集へ移行してさらに繰り返し1つのテキストに執着して知識の更なる習得と定着化、応用力の養成にうつるというものだ。

ポイントは、いかに優れた基礎力をつけることが可能なテキストを選定できるかであるかと思う。


次に、二つ目の、アウトプットのための勉強法、だけれども、
こちらは試験のための勉強法ではなく、とある領域について最低限の知見を得て、専門家ともある程度の会話が可能となるための勉強法である。
資格試験が相手ではなく、人間相手をイメージしている。
それも、普段、自分があまり接していない分野の人間。

こちらの勉強法では、1つのテキストに執着しない。
むしろ多読、複数の書籍や記事、情報を集めて、
基本的な考え方や通念、常識、少し横道の意見や反対意見などを網羅する。

例えば私はHRに関する領域は比較的話はできるが、
会計や物流などの領域での会話はさほどではない。
では、会計などの分野の書籍の簡単なものを数冊読み、
中級の書籍を次に複数読み、自分なりにまとめる、
という作業をする。

これを満足いく量をこなし、実際に、
その筋の専門家と話すことで一気に理解がすすむ。

現代は、良質の情報に触れる機会が多いため、
良く学んでいきたい。


全然関係ないが、
久々に使ってみた。やはり口内のスッキリ感は素晴らしい。

リーチ デンタルフロス ワックス 50m

リーチ デンタルフロス ワックス 50m



以上。

28歳からのリアル - 個人的には、人生60年プランを考案したい -

 

新版 28歳からのリアル

新版 28歳からのリアル

 

 書評というよりは、1つの生き方、将来を考えてどう進むかを整理したくて記載する。
昔、この本を読んだのだけれども(29歳のころぐらいか)、”ふーん”という感じだけで、何を実践するということも無かった。

やはり、人生を豊かにするために色々な情報をインプットすることも大事だけれども、
自分の人生における、ヒト・モノ・カネで重要なことは何か、
そして”幸せ”とは何かを明確に定義できるようにすることがまず大事なのだろうと思う。 

個人的に考えている、人生60年プランは、以下である。


・ 60歳でリタイアした後に、自分の趣味を6割、家族との娯楽を2割、仕事2割、としたい(自分の趣味と実益を兼ねた仕事に入ることと、家族とのコミュニケーションをより娯楽に重点を置いていくフェーズ)
・ 50代では仕事において自身が属する会社内の相談、管理だけでなく、社外に少なからず影響、貢献ができる人材となりたい(社会貢献をよりダイレクトに何らかの形でできないかと動くフェーズ)
・ 40代では自身が属する会社内での貢献、クライアントに対する貢献ともに確固たる成果として残すこと。ただし、”自分自身がやる”というより、育成した部下がそれを行うこと。そして子どもは思春期の時期であろうため、接し方に注意をせねばならない可能性を意識する。(30代まででプレイヤーとして積み上げてきた実績を後進に、組織に還元できる視点を確固たるものとするフェーズ)
・ 30代ではプレイヤーとして自身の特性を確立する。可能であれば、複数の領域に一家言持てる実績を作りたい。(自分の専門性を1つの領域で太く持ち、クライアントに貢献できる力を持つ。可能であれば複数の領域で強みを持つフェーズ)
・ 20代は、馬車馬のように働くこと。ただし、精神を病んだり、死にそうになったらすぐに逃げられるよう、最低限、自分の味方は誰かを知っておくべきである。(社会の仕組み、親や周囲への感謝などをより深く知るフェーズ)
・ 10代は、いっぱい遊べばいい。勉強してインプットするのも大事だが、なんだかわからないけれどもアウトプットすることの方が大事だと思う。(青春よあっぱれフェーズである(適当))

 

最後、適当になってきたが、以下の本でも今さらながら読んでみるか。
年明けて1月で私も35歳になることだし。

 

35歳からのリアル

35歳からのリアル

 

 

人生、いくつになっても「新鮮な気づき」をもとに、
「自分だけでなく周囲も幸せに」できる自分なっていくことが理想である。



以上。

泣けるプロレス リターンマッチ

私はプロレスが好きだ。
最近は、積極的に視聴することは無いが、最もよく見るのはWWEだ。
日本のプロレスは、自宅のケーブルテレビでもあまり見ることはない。

単純に、私の生活リズムと時間帯が合っていないだけかもしれない。

さて、標題の書籍について記載しておく。

 

泣けるプロレス メモリアルマッチ (アスペクト文庫)

泣けるプロレス メモリアルマッチ (アスペクト文庫)

 

 
もう、なんというか、珠玉のエピソードがつまっていて、
書ききれないのだけれども、強く感じたことは以下である。

「プロレスラーは、リング上の強さだけではなく、リングを降りた生き様の強さこそが必ずリング上の強さにフィードバックされる。」

 

”リング上の強さ” とは、
 ・ 単純にタイトルを取る回数や期間などであったり、
 ・ WWEなどでは売り出しのためのギミック、役割を多様に与えられるなど、
 ・ ガチでやったらあいつが一番だ、などと本職やファンから噂されるなど、
 ・ 異種格闘技戦や総合のマットに上がるプロセスを経るなど、

があると思う。

”リングを降りた生き様の強さ” とは、
 ・ プロレスに対する愛の強さ だったり、
 ・ 愛弟子(真壁氏)への愛を貫く鬼軍曹的指導の裏の行い(お小遣いをあげる山本小鉄氏) だったり、
 ・ 戦友(?)三沢光晴氏への献花のため、朝から車の中で待っていた永田氏の相手への恩(?)とも思える心 だったり、
 ・ 世界一性格の悪い男 というキャラの裏には、プロレスでこそ東日本大震災の被災者を、東北を元気にする!と言わんとする気概をこそ、自らの生業でもあるプロレスにこそ、誇りを持ち発信すべきだと当時のGHCチャンピオン杉浦氏に訴える鈴木みのる氏 だったり、

本当に多くの胸が熱くなる話でいっぱいである。


ジャイアント馬場の師匠であるフレッド・アトキンスの話は愛でいっぱいである。
たった一日、スパーリングを欠かしただけで、一週間口をきいてくれなかった。
その裏には、休息をとってホテルに帰ってきた馬場に、ずっと練習のため待っていたアトキンスが、「お前、プロレスで生きていこうと思わないのか?」と、本当にもの哀しげに伝えるという、弟子を一人前にすること、それ以上に人生の幹にしようと心を砕いていたことが感じられる。

 

まとめとしては、プロレスの面白さは単純なエンターテイメントだけでなく、
1つのビジネス・仕事として誇りをもった人間模様の一部をマット上で見ているのだ、
ということ。

それってめちゃくちゃ面白い! と思うんですよね。

 

プロレスって、何が面白いの?

やらせじゃないの?

 

ってよく聞く気がするんですけれども、
人の熱い心を観察して、胸が熱くなる、なんか自分も元気になる、
そんな風に感じています。

 

 

以上。

アメーバ経営 ひとりひとりの社員が主役

ものすごく今さら感がするかもしれないが、稲盛和夫氏の名著。

 

アメーバ経営―ひとりひとりの社員が主役

アメーバ経営―ひとりひとりの社員が主役

 

 日本の製造業を、日本経済を、かつて世界のトップへと導いた大きな力の1つが、
この「アメーバ経営」という形ではないかと思う。

 

私個人の表現も混じるが、要点は以下ととらえた。

**********************************************************************************************
・ 徹底した部門別採算化と、明確な部門毎の業務ミッションと妥協のない協業
・ 時間当たり採算まで落とし込むことによる徹底した管理会計
・ 一人一人の社員に経営者意識を持たせるための管理会計と部門別採算化
・ 目標達成のためにやり抜くリーダーの育成
・ 会社のために、という部分と、会社のミッションとして、社員の幸福追求&社会貢献の視点
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 サラリーマンであろうがなんであろうが、これからの社会の中、どんなポジションであっても、「経営視点」というものを自分なりに持つことは非常に重要だと感じる。

 

 

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ちょっとゼロ秒思考のメモチックなのだが、
「経営視点」のエッセンスは以下ではないかと考えている。
(少し時間を置いて、都度、改めて考えてみたい。)


・ 売上拡大と利益率改善(コスト削減)をいかにして達成するか

・ 哲学があるか(なんのために事業を行うか)
・ 人として正しい選択ができるか(倫理観、というものだろうか。お客様を困らせない、約束を守る、というイメージで、うまい表現が見つからない)
・ 利益を生み出すまでのプロセスに人の成長があり、利益を生み出した結果の延長に、人の幸せがある。ということを感じること。
・ クリエイティビティ

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この本は、売らずに置いておく。
ちなみに、今日ブックオフに11点本を売ってきた。
おこづかい稼ぎ505円也。

 

以上。

大世界史 現代を生きぬく最強の教科書

表題の書評記載にあたり感じることは、
社会人となり、仕事をしだすと、途端にインプットセンサーから外れた内容が”国際情勢”だったのだということである。

個人的には、学生時代、特に高校時代ごろまでは、
世界史を含めての歴史好き、だったことでインプットセンサーは敏感に反応していたかと思う。
留学をしていた関係上、それなりには国際情勢や、各国の歴史には注意していたと思うが、今や、現在の国際情勢、アメリカの弱体化と”おそロシア”の本当の意味での存在感や、
中国の示威行為の意味、中東周辺のカオスな情勢がどれだけ今の世界で意味を持つのかなんて、
まったく気取ることすらできなくなっていた。 

 

そんな、今さら聞けない、自分でインプットセンサーを感度良くたてられぬ内容を学び、
自分自身で、現在の日本の立ち位置を、日本史と、過去の2、3百年ほどの世界各国の歴史と比較して整理する方法を検討できる本ではないかと思う。

単純に読み物としても面白いです。

 

以下のエントリーに記載の本(知らないと恥をかく世界の大問題 (7) Gゼロ時代の新しい帝国主義 (角川新書))と合わせて読むと、よりスッと入ってきます。

近況と、若干暇つぶしに読んだ本たちをつらつらと。 - funkasticsym567’s diary

 

以上。

スタンフォードの自分を変える教室

 

スタンフォードの自分を変える教室 スタンフォード シリーズ

スタンフォードの自分を変える教室 スタンフォード シリーズ

 

 自分の嫌いな部分を変えられずモヤモヤしていた時に購入した本。

しかしながら、積読ではないが、書棚の奥に埋もれてしまっていて、読んだかどうかも忘れてしまっていた。
購入したのはおそらく3年ほど前で、仕事上、トラブル対応が増えたり、仕事の難易度が上がったり等で悩んでいたからだと思われる。

さて、読了した感想としては、「よくある話」だが、「著者のウィットに富んだ表現などで、入って来やすい内容」であり、「結局は実践し続けることで体に覚えさせるべき内容」だと感じた。

 

要点を、一部自分なりの言葉に変えて記載する。

 

・ 自分の目標達成のために、「やる力」、「やらない力」、「望む力」 とは何かを自分自身の中で整理する

 

・ 目標達成ができない、望む自分になれていない理由に気づくための営みを行う。
  ⇒ できてないことを認める。
  ⇒ なぜできていないかを分析する。
  ⇒ できていなかったタイミングに気づく。
  ⇒ 望む自分になるために、何を「やる力」を伸ばすか、何を、「やらない力」を伸ばすか検討する。
  ⇒ 将来のために、「望む力」をもって、「やる力」を増幅して目標達成する。
  ⇒ 時には、「やらない力」も利用して、目標に近づくアプローチも大事。

・ 「未来の自分と、現在の自分のつながり」が、強く感じられるような営みを行う。
  ⇒ ニューヨーク大学の心理学者ハル・エルスナー・ハーシュフィールドが考案した指標。
  ⇒ 上記によれば、現在の自分と、将来の自分とのつながりが強いほど、貯金が多く、クレジットカードの負債も少なく、将来の自分が安心して暮らせるように、経済的な備えをしっかりしていることがわかりました。とのこと。

・ できない理由をなくすための環境を整える
  ⇒ やらざるを得ない状態へ自分を追い込む(すでに実践しているが)
  ⇒ 他者からの良い影響を受けることも意識的に利用することも1つのアプローチ(自分に好影響を与えてくれるコミュニティー等と接するなど)

 

 

こうした形で、羅列するのだが、やはりA4用紙に書き出すことで、
自分自身の腹に深く落とし込まれ、アウトプットしやすくなることを感じる。

>参考:過去のエントリー
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速さは全てを解決する - 『ゼロ秒思考』の仕事術 - で実践したい内容について - funkasticsym567’s diary

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最近、書く時間が減っているので、意識して増やすべし。
また、マトリックスをうまく利用して分析や会議に役立てるためトレーニングをしたい。

 

雑記になってしまったが、TEDで、著者のケリー・マクゴニガルの”意志力の講座”について聴いたりできるとうれしい。
のちほど検索するべし。

 

以上。

帝国ホテル 伝統のおもてなし - 日本のサービス業発展のために

 

帝国ホテル 伝統のおもてなし

帝国ホテル 伝統のおもてなし

 

 主題の件、書評ではあるのですが、少し私の考えから入ってみます。

日本でのオリンピック開催を前に、日本のサービス業がさらなる進化を求められている状況ではないかと認識しています。

海外からの観光客だけではなく、各国からの選手、スタッフに対する印象というものは非常に重要であることはいうまでもないでしょう。

観光立国として成功する!というビジョンは国家として強くは無いのかもしれませんが、1企業として、”伝統”に学ぶということは重要です。
本書のように、100年を超える企業様のミッションや従業員様の心に触れて、新世紀で革新し続けるための何かに気づきを得て革新!とまではいかぬとしても、2020年までにいかにサービスの改善を行い、リピーター(日本に来る外国人や、日本国民でもそのサービス業に対するリピーターのこと)を増やすことができるか、が重要なのであろうと思います。

 

妻が第一ホテル東京で勤務していたこともあり、近くの日比谷のホテルと言えば帝国ホテルでございました。
ご縁あって、ご訪問させて頂くことも多かったのですが、そろそろ、久々に、今度はお客様としてご訪問したいです。
ランチバイキングが美味しそうなんですよね。。。

 

これは妻の本なので、売れませんが、、、ということではなく、
多くの皆様へは、軽い読み物としておすすめです。軽めの本ですが、気づきはたくさん得られる可能性があると考えます。

 

以上。