funkasticsym567’s diary

書評中心に雑感を記載します。自分のアウトプット実験場の一つです。

東大のディープな日本史

 

歴史が面白くなる 東大のディープな日本史

歴史が面白くなる 東大のディープな日本史

 

 いつの間にか家にあった本。
おそらく、2~3年ほど前に買って、移動中に読もうと思っていたもの。
なんどかさらっと読んでいるのだけれど、何度も読んでも発見がある本。

自分がこの本を通して学ぶことのできると思うのは以下の3点。

 

1.与えられた情報と、前提として知っておくべき知識、をつなぎあわせて、
  制限時間内に簡潔な回答を記載するトレーニングになる。
  (東大の日本史の問題がそもそもそういう形式だからなのだが。)

 

2.誰に対しても(小学生高学年程度)理解できる回答を目指すなど、
  自分で問題の難易度のアレンジができる。

 

3.日本史自体への興味から、社会の成り立ちや組織についての疑問などを
  持つことができるようになる。

 

飽きたら売ろうか、と思っていたのだけれど、意外と何度も読み返しても楽しめる。

複数、後続の書籍も出ているので、こちらに書き残しておく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まさに、論理的思考力トレーニング と、 単純に興味関心を深める用途に適する本なのだ。

 

以上。

速さは全てを解決する - 『ゼロ秒思考』の仕事術 - で実践したい内容について

タイトルの通り、仕事術について記載。

以下の「速さは全てを解決する」書籍を読んで今後実践する内容を記載。

速さは全てを解決する---『ゼロ秒思考』の仕事術

速さは全てを解決する---『ゼロ秒思考』の仕事術

 

 

 【直近3ヶ月で実践して効果を確認したいもの】

・ A4メモ書き: 毎日1個の内容につき1分間を制限時間として記載する。
          A4用紙を横書きで一枚に、右上に日付、左上にタイトル、
          本文は4~6行で各20字から40字で記載。
   ⇒ あくまでその日に問題意識を持った内容について記載できるところまで記載する。(10枚記載すると非常に頭がすっきりするらしい)
   ⇒ 目的は、自分が問題意識を持った内容をどれだけ深堀して思考するスピードが向上するかを確認したい。もちろん、深堀する思考スピード向上による仕事の高速化をもたらしたいため。

 

・ フレームワーク作成トレーニング: 2×2、または3×3で整理する。複数のアイデア、問題点を2軸で4つの箱(もしくは9つの箱)で整理してアイデアや問題点を切り分ける。
   ⇒ もやもやを整理する速度を向上するために実践する。
   ⇒ 最初は、A4用紙でフレームワーク作成練習をする。毎日3個でやる(書籍には6個と書いていたが、直近1か月は小さく始める。)
   ⇒ 例)好きな食べ物 > 縦軸→和食とそれ以外、横軸→主食とそれ以外、、、もしくは、 縦軸→麺類,それ以外、横軸→調理方法 で切り分ける。
   ⇒ 縦軸、横軸は色々試してみて、タイトルに合った切り分け方を認識する。
     最終的には、会議で複数名で思考する際の効果的な整理ツールとして活かすことができるようになることを目指す。

 

【常に考えること】

・ 工夫に工夫を重ねる
   ⇒ どうすれば、現在よりも質量ともに高いアウトプットができるかを考える

・ Googleのツールを利用する
   ⇒ GoogleAlertなどいろいろ。(すでに実践しているが、自分の中でGoogle+の位置づけがあいまい。)

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書籍とは直接関係ないが、中長期でのアウトプットや実現したいことのイメージも並行して明確にしていくこと。

 

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KPI は 何か?

望む(想定する)結果 と、 実際の結果 はどうなるか?

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注意してやる。

 

※【関連記事】 タイトルの書籍について、先日記載した内容は以下。

funkasticsym567.hatenablog.com

 

以上。

スピリチュアリティ教育のすすめ

 

スピリチュアリティ教育のすすめ

スピリチュアリティ教育のすすめ

 

 

数年前に購入していたものの、読み切っていなかった本。
7年ほど前だろうか、「教育」とか「人材育成」について興味を持って購入していた。
特に、吉田武男先生がシュタイナー教育研究者ということで注目していました。

以下のような問題意識を持つ方におすすめです。
ただし、いわゆる”スピリチュアリティ”というものに抵抗の無い方に向けて。

・ 人生において、自身の周囲に発生する事象を、全て前向きに捉えるにはどうすれば良いか?

・ 教育にあたり、多様な価値観を持つ相手にどのように接する方法があるのか?

・ 自分自身の価値観しか認められないことで悩んでいるがどうすれば変われるのか?

 

個人的には、学校教育の現場だけではなく、家庭内(特に子育て)でも、職場でも、
本書の書くところがヒントになることは大いにあると考えます。

 

ただし、読了して改めて思うのは、

「自分自身の中で、生きることは何か?何のために生きるのか?」といったことに思いめぐらせることは、ゼロベースでやり続けることが大切なのではないかということです。
こうした考えというものは、あくまで参考であり、
自分自身(と自分では思っているもの)がどう感じ、どう考え、どう行動するか、が大切なのだと現在は考えています。

 

飯田史彦先生の「生きがい論」も、少し時間をおいて読んでみようかと思います。

 

以上。

近況と、若干暇つぶしに読んだ本たちをつらつらと。

最近、職場も変わり(現場から本社に戻った)2ヶ月経過し、落ち着いてきた。
現場にいたころ、気分転換でクライアント訪問の合間に読んでいたものを書き留めておく。

 

3点ある。

 

◆1点目

アメリカ海軍に学ぶ「最強のチーム」のつくり方: 一人ひとりの能力を100%高めるマネジメント術 (知的生きかた文庫)

アメリカ海軍に学ぶ「最強のチーム」のつくり方: 一人ひとりの能力を100%高めるマネジメント術 (知的生きかた文庫)

 

 「海軍で一番下のダメ軍艦」とレッテルを貼られていた艦長となった著者が
短期間でその人員から信頼を受け、全米一と言われるまでの進化を遂げる話である。

 

人から信頼を得て、特に部下が自由に自主的にチームのために仕事をする。
そのような組織づくりはどうすればよいのか、というヒントになる書。

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◆2点目

いやまじで、国際情勢は洒落になってないっすよ。
ということを感じさせられた。新聞やニュースだけ漫然と見てると、本当に日本人の感覚はまずいんじゃないかと思わされる。

池上彰氏の本なので、淡々と記載してあるのだけども、
それでも感じる危険さ加減。

「新しい帝国主義」と、「イスラム世界」の変化と世界の利害関係を鑑みると、
本当に、自分だけでなく、子どもたちの世代が心配。
何かできることないかと思わされる。

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◆3点目

本当にまじめすぎて、雑談とか得意じゃないんですよ。マジで。
で、時折こういうの読んでしまうんですが、

端的に言って、アウトプットどれだけしてるか、で訓練できるもんだと思う。 

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このあたりの文庫本は早いこと売却しておこづかいに還元しましょう。

 

 

そして茶道教室を英語で開催できるよう、英語力を上げていくべし。

そして労務関係の勉強もおさえていくべし。

 

あー、実家の離れの建て替えissueなどについてもしっかり考えて判断を下すべし。

 

以上。

プロフェッショナルの条件 いかに成果をあげ、成長するか

 

 

 

ドラッカー先生の本は、いくつか持っているのだが、しっかり読んでない。
最近、書店でドラッカー先生コーナーを見ると、なんだかいっぱい先生の書籍が増えていた。(見慣れぬ本が増えていた)

 

さすが大思想家、経営の神様だと思う。

 

本書は、ビジネスマンとしてという括りだけでなく、プロとして仕事をするための考え方を意識付けするのに有用だと思う。

 

個人的には、本書のメッセージの意義は以下の部分に集約しても良いのではと思う。

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ドラッカー先生が13歳のときの、宗教の先生の言葉
-

「何によって憶えられたいかね」
「今答えられるとは思わない。でも、50歳になっても答えられなければ、人生を無駄にしたことになるよ」

 

ドラッカー先生の解釈

今日でも私は、この「何によって憶えられたいか」を自らに問い続けている。
これは、自らの成長を促す問いである。なぜならば、自らを異なる人物、そうなりうる人物として見るよう仕向けられるからである。運のよい人は、フリーグラー牧師のような導き手によって、この問いを人生の早い時期に問いかけてもらい、一生を通じて自らに問い続けていくことができる。

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また時間を置いて読み返したい本である。

赤色の、ドラッカー名著集を保持しているので、それも読んでまた一周また一周としたいものだ。

 

 

もう1点、書いておきたい内容は以下。

 

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19世紀の作曲家ヴェルディが、齢80にして「ファルスタッフ」というオペラの曲を書いた。作曲家ワーグナーと肩を並べる身でありながら、その歳でどうしてオペラという並外れて難しい大変な仕事に取り組んだのか、という問いにこう答えた。

 

「いつも失敗してきた。だから、もう一度挑戦する必要があった」

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・・・そりゃあドラッカー先生がこの言葉を忘れることはなく心に刻み付けられるよなと思う。

 

ウィーンにオペラ聴きに行きたい!

 

以上。

速さは全てを解決する‗自分はどんなことを気を付けるか?

今さらながらにはてなダイアリーからブログに移行して、最初のエントリーである。

 

主題の、赤羽雄二氏の著書は、「ゼロ秒思考 - 頭が良くなる世界一シンプルなトレーニング -」などとともによく見かけて気になっていたものの開く機会が無かった。

 

速さは全てを解決する 『ゼロ秒思考』の仕事術

速さは全てを解決する 『ゼロ秒思考』の仕事術

 

 

ようやく読んでみて感じたことは、以下の3点。


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1.すぐにでも始められることがいくつもある、というメリット

 ⇒ 実践しているのは、A4メモ書き。これは本当に簡単で自分の考えていることが整理できる。
   言葉にアウトプットするのが苦手な分、こういう風に自分は感じていたのか、と思うことも多い。

 

   ・ A4メモ書き
   ・ PCの単語登録を200から300する
   ・ ホワイトボードの会議での利用方法の例

  等々、生産性を少しでも向上させるための営み、工夫をたえず行うことが大切だと教えてくれる。

 

2.仕事だけでなく、日常生活でも活かすことのできるメソッドである

 ⇒ 誰かと話した後でも、A4メモ書きなどで自分の意見の整理ができる。
   生活上でのアウトプットを全て見直して、活かすことも可能と感じた。

   A4メモ書きは、1分という制限時間内にやるべし、とのことだが、
   現状、自分は制限時間を設けていない。それでもアウトプットの整理に役立つと感じる。
   おそらく、1分という制限時間と、1日に10枚以上を書き続ける。ことをやれば、より頭の中でも1文言にかかるアウトプットと思考が整理され、頭の中のアイデア、まだ口頭で出していない内容などと瞬時に紐づくようになるのでは、と期待している。

 

 

3.PDCAを何回も回すことができるかで、成長速度が変わる。経験の量だけでなく質も自然と上がるのではないかと思われる。

 

⇒ これが最も大きいメリットではないかと思うのだけれども、

  例えば通常より3倍速くPDCAのサイクルを回せるようになれば、フィードバックを良くも悪くもその分多くもらえるわけだ。

  冷静に、フィードバック分析ができるなら、質も自然とあがる。単純にPDCAの量(回数)を重ねるだけで質が向上するか否か、という話もあるかもしれないが、A4メモ書きを愚直に重ねることや、ポジティブフィードバックをもらえる人と接することや、たとえネガティブなフィードバックでも受け止めて変換可能になることができればどんな環境でも成長可能となるのではなかろうか。

 

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読んでから実践してみて1ヶ月、さらに先へ、PDCAを回せるようになりたい。

 

追記20160904:

本書を自分の言葉で簡単にあらわすと、「成果を出すために、先手を打ち続けることを模索せよ!」ということだと思います。
もっともっと模索すべし。

 

以上。

福島屋_毎日通いたくなるスーパーの秘密

相当久々だが、いたく感銘を受けたので記す。

表記の書籍との出会いは、六本木一丁目駅から降り、
アークヒルズサウスタワーに2014年1月にできた、FUKUSHIMAYA TASTING MARKET に立ち寄ったことからである。

いや、単純におしゃれなだけではなくて、
商品が、いわゆるスーパーのそれではないわけです。

完全に、「いいもの」と認識するものを消費者に届けるための店。
と受け取りました。


ときどき、気に入ったお菓子や飲み物を購入していました。
(月餅ファンになったのはこちらに置いてあった商品の影響です。)

で、一年ほど前に立ち寄った際に、代表の方の書籍が置いてあったので、
迷わず買いました。

だいぶ寝かせていて、今日やっと読んだのですが、
本当に刺激をうけました。


・ 自分のスーパーだけの利益を考えているわけではない姿勢
・ これからの小売とは?をつねに考えていらっしゃる点
・ ”与える”そして皆で幸せになろう、価値を届けようとしている姿勢
・ とにかくやってみて情報収集することで次のビジネスにつながっているという事実


いろいろ表現はできますが、私の言葉で端的にいうと、

「”社会貢献(やましいことがなく関係者すべてに利益をもたらす)”をするために、”問題意識を常に持って日々過ごしている”」

ということだと思います。


異業種のため表現が通じない、お互いの業務を知らないので相手の使う言葉の真意を理解するのにハードルがあるケースがあるという話を聞きますが、
小売業というものに、これだけ問題意識を持って取り組まれたのであれば、どこで誰とでも話せる経験をお持ちであろうな、と。
(この本には、生々しい苦労は記載されていないので、お会いしてお話し聞いてみたいと強く思わされました。)

自分もそんな見地にまで少しでも早く到達したいと思った次第でした。

わずかなものですが、自分の持てる何かはGIVEしていきたいと思います。

福島屋 毎日通いたくなるスーパーの秘密

福島屋 毎日通いたくなるスーパーの秘密

小売業・スーパーに興味のある方だけではなく、
生産者(農業従事者)や、いわゆるビジネスマンの皆様におすすめの本です。

※ 巻末の、木村秋則さんとの対談がこれまた非常に面白い。大谷石プロジェクト、アツいです。

以上。