協力のリーダーシップ
協力のリーダーシップ―メンバーの個性を活かすチームワークの技術 (Harvard Business Review Anthology)
- 作者: DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/07/31
- メディア: 単行本
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私が問題意識を持っていることの1つに、
如何にして或るグループの構成員がそれぞれの良さを活かして
周囲に貢献することができるか、
ということがあります。
すなわち、あるグループの目的を達成するために、
リーダーは如何にしてグループメンバーと接し、
共に協力していくことが目的達成への近道となるのか?
ということです。
私のこの問題意識が、
今回紹介する書籍の"メンバーの個性を活かすチームワークの技術"というサブタイトルと結合したのです。
近年はインターネットをはじめとして情報共有が容易にできるようになったので、
知識やスキルの差を縮めようと思えば昔と比べてすぐに縮められます。
そんな時代においては数名の花形プレイヤーが個別にバリバリ働くより、
集合知を如何にうまく機能させるかが重要になってくると思います。
全ての人員を活かすあり方、個別に働く以上の生産性をチームで発揮することを考えた時にこの本を読んで再認識したことがあります。
●コラボレーションにはコンフリクトが必要
「第五章 軋轢の解決が協力を育む」にて書かれている内容です。
お互いの求めていることを理解して初めてお互いに納得できる方向を定め、その方向へ協力して向かっていくことができると思います。
ビジネスにおいては、win-winの関係を確立するために
①コンフリクトを明確にし、解決する。
②またそのコンフリクトを解決するプロセスを大事にすること。
この2点に気を配り実行することによって
コラボレーションが続けられるのだと思います。
●コンフリクトの解決⇒さらなるコラボレーション⇒より高い生産性
従って上のような公式が(簡単に成立するとは考えていませんが)成り立つことが期待されます。
チームマネジメントを学びたいならば一読して損はないと思います。
以上、ありがとうございました。
〜〜 Let us understand each other 〜〜
〜〜 Let us love one another 〜〜
〜〜 Let us share happiness together 〜〜