funkasticsym567’s diary

書評中心に雑感を記載します。自分のアウトプット実験場の一つです。

日本型インダストリー4.0

これは非常に興味深い内容だった。
そもそも、インダストリー4.0とは何かを知りたくて手に取ったが、
日本の産業を再生するためのヒントが記載されている。

<もくじ>

1.本書の概要(個人的ハイライト)

2.自分自身の日々の業務に返すべきポイント

3.更なる情報収集のために

 

日本型インダストリー4.0

日本型インダストリー4.0

 

1.本書の概要(個人的ハイライト)

▼インダストリー4.0のコンセプト
”IoTを核に”、以下の3つのコンセプトを掲げて、効率化と生産性向上を狙う活動のこと。
・「つながる」
・「代替する」
・「創造する」

 

・「つながる」
⇒ システムのつながりを構造化、簡素化などによる性能・品質向上、コストダウンをもたらす。

・「代替する」
⇒ 自動化技術の進化や加工技術の革新によるリードタイムの削減、バーチャルによる検証手法を実践することで可能な限り手戻りが発生しないよう、製造プロセスで従来どうしても製造に着手してからでないと見えなかった構造上の問題などを洗い出し事前に検知できるようにすることなどで、これもコストダウンにつながる。
・「創造する」
⇒ ビッグデータ分析による精度の高い将来分析が、結果として投資費用の削減や、開発費用の削減につながる。

 

▼事例について

 基本的に、欧州の製造業を中心とした内容になっている。
最初の章で、先進事例が多数あがっているが、とりわけ興味深かったのは以下。

・ 3Dプリンタの活用事例: フォード、シーメンスロールスロイス社の事例。

・ 自動運転用の高精度3Dマップ: HERE社の事例。


▼各国でのインダストリー4.0の比較

 

・ 欧州: 工場起点の製造業復権

・ 米国: データ起点のビジネスモデル創出 ← 本書を読む前は、インダストリー4.0はこのことだけを意味すると思っていた!

・ 日本: お客様起点での付加価値創出
    ⇒ 日本こそ、自律的な組織力の強みを持っている。「KAIZEN」だ!

 

2.自分自身の日々の業務に返すべきポイント

・ 問題解決に着手する前に、その問題の根本原因は何かを正しくとらえること。
・ 本当にその事象の問題は何なのか?改めて考えるべきである。
・ 他部署と横断的に取り組むこと。それにより新しい視点の気づきを得る事。
・ 粘り強く観察すること。俯瞰すること。


3.更なる情報収集のために

以下のキーワードで、googleアラートに追加しようかと。

・インダストリー4.0
産業革命
シーメンス
・3Dプリンタ
ボッシュ・マーレ
・ワンカンパニー
トヨタ・キルロスカ・モーター

 ⇒ 1ヶ月様子を見るべし。

 

以上。 

速さにこだわる為の試行錯誤

現状、取り組んでいることの箇条書き。


【資料レビューの在り方について】
・ 完成品を作る必要は無く、ドラフトのドラフトを早くキーマンに見せる
・ 大きな認識のずれが無いか確認したら、6割方ほどを書き上げてレビューもらう
・ レビューもらったら、完成させて最終レビュー
・ その後、ラストの修正をして、あとはメール送って確認してもらう。

・ だいたい、自分の成果物のレベルや表現、プレゼン力がキーマンに認識される。
・ その後は、臨機応変にレビューをもらう(対応する内容次第では8割完成品をレビューもらいにいく)
・ でも8割だと思ってレビューしてもらうと意外とイケてないことに気づくことも多い。
・ なので、手書きのドラフトでもまずは大きな認識齟齬が無いか、また自分の直観ベースの意見を深めるためにも簡単にレビューしてもらう方が効率的と思われる。

【作業の速度を高めるために】
・ 文字の入力速度を速めるため、辞書登録を200文字はやる
 ⇒ これ、やってないので、実践してみるべし。

   単語登録方法: http://www.tipsfound.com/windows7/10003

   

www.ex-it-blog.com

diamond.jp

■ 参考書籍:

速さは全てを解決する---『ゼロ秒思考』の仕事術

速さは全てを解決する---『ゼロ秒思考』の仕事術

 

 

もっと速くなって、 人の3倍以上の経験値を得たい。

 

 

以上。

HatenaBlogの”こよみモード”と、これから読みたい書籍についてメモ

▼HatenaBlogの”こよみモード” について

・ 月間でいつどんな内容を記載していたかパッとわかりやすい。
・ なんで今さらこの機能が追加されたのだろう
・ 利用するにあたってメリットは何だろう
・ 後からさかのぼって過去の日付でエントリがしやすい
・ 後から編集しやすい
・ そもそも過去エントリを検索して編集を自分はしたことがあまりない
・ そういうニーズがベースなのか?
・ よくわからないけれども、こよみモードで見た時に何がメリットなのか思考をつづける。

▼これから読みたい書籍について

安宅和人氏の書籍。このタイトルからして、”問題を設定する”ために本質をとらえるにはどうしたらいいかが書いてある感じがするので。是非読みたい。 

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

 

 
★ビジョナリーカンパニーの続編は3以降は読んでいない。

 

ビジョナリーカンパニー3 衰退の五段階

ビジョナリーカンパニー3 衰退の五段階

 

 

ビジョナリーカンパニー4 自分の意志で偉大になる

ビジョナリーカンパニー4 自分の意志で偉大になる

 

 

★ビバ!中原ラボである。最近、人事関連の話題で注目しています。

 

アルバイト・パート[採用・育成]入門―――「人手不足」を解消し、最高の職場をつくる

アルバイト・パート[採用・育成]入門―――「人手不足」を解消し、最高の職場をつくる

 

 

 

 

 

経営学習論: 人材育成を科学する

経営学習論: 人材育成を科学する

 

 

 

 

ダイアローグ 対話する組織

ダイアローグ 対話する組織

 

 

知がめぐり、人がつながる場のデザイン―働く大人が学び続ける”ラーニングバー”というしくみ

知がめぐり、人がつながる場のデザイン―働く大人が学び続ける”ラーニングバー”というしくみ

 

 

 

 

 

 

 

★おおっと、上田先生との共著を発見!

プレイフル・ラーニング

プレイフル・ラーニング

 

 

 

とりあえずビジネス関係はこんな感じか。




以上。

翔ぶが如く - 超高齢化社会 -

 

翔ぶが如く(一) (文春文庫)

翔ぶが如く(一) (文春文庫)

 

 超高齢化社会と、この司馬遼太郎の作品がどう結びつくのだろう。
という点については、現時点ではよくわからない。

1つ言えることは、ああ、司馬遼太郎が愛読書なんだ!いいね!
といった世代層が、どんどん労働人口の中でも年齢層がUPPERである状態だ。

昔、自分が就職活動しているころ、
とある税理士事務所のボスが、志願者が2人いるうち、

京都帝国大学の志願者と、
関関同立の志願者で、

司馬遼太郎が大好きです!

といった、関関同立の志願者をとったという実話があるのだが、

昨今だと、ああ、こいつは面白い、と思うような印象を受ける、
作家は誰なのだろう。

 

翔ぶが如く、は、
”新しい国家をつくる”(明治維新のことを美化して表現)ために自分の理想を求め、
周囲のキーマンをおさえ(というより憧れを持ちながらも自分にできることを追求し)、
何としても目標を達する、
というドラマが熱い作品であるかと思う。

たとえ、今後、司馬遼太郎が大好きな世代層が、
いわゆる超高齢層にどんどん近づいていくとしても、
「新しい国家をつくる」という「夢」は、現代で言う、インダストリー4.0、などに
類するか、それ以上のアツさなのであろう。

 

勢いで書いたが、翔ぶが如くは4巻ほどで足踏み状態だったので、もうそろそろ最後まで読もうと思います。

 

以上。

できるポケット+クラウドコンピューティング3時間でわかる次世代ITの実像

クラウド環境は、AWSといえば、という時代になっているが、
なんだか簡単な書籍が置いてあって、この中の記載に時代を感じたため記載する。

 

できるポケット+ クラウドコンピューティング 3時間でわかる次世代ITの実像

できるポケット+ クラウドコンピューティング 3時間でわかる次世代ITの実像

 

 本書の中にある、windows Azure とは何か。

現在の、Microsoft Azure である。

クラウド環境下のサービスがどんどん増えつつある今、今さらだけれども、

その位置づけを学び直しておきたい。

 

少し関連リンクを貼り付けて、勉強したいと思う。

 

www.buildinsider.net

 

azure.microsoft.com

 

azure.microsoft.com

 

 

↓↓↓ 2012年の時点では、こんな記事があったのね。

thinkit.co.jp

 

ascii.jp

 

自分向け勉強まとめでした。

 

ざっくり、以下のイメージか。。

2010年度ぐらいから、 ⇒ 2012年度前後から現在まで

アクティブディレクトリ構築的なトレンド ⇒ クラウド ???

 

以上。

いま世界の哲学者が考えていること

<もくじ>
1.こんな人におすすめです(概要)
2.哲学について自分が行うべきこと
3.具体的なアクション

 

いま世界の哲学者が考えていること

いま世界の哲学者が考えていること

 

1.こんな人におすすめです(概要)

面白かったです。単純に。

理由は2点です。

 ① 哲学は、”人生の真理”といったものだけを考察追究する学問ではないことを再認識できたため
 ② 歴史、宗教、科学の先端に関連があることがわかったため

  ⇒ まとめると、これからの世界に生きる人のヒントとなる学問、ということになるでしょうか。


で、どんな人におすすめかといいますと、4点ほど。

・ 哲学に興味があるがあまり予備知識の無い人でも楽しめます
・ 歴史が好きな人、特に世界史が好きな人におすすめです。
・ バイオテクノロジーやAIなど、テクノロジーに関心のある人にも。
・ 環境問題に関心のある方などなど。

 といったところです。

 哲学に興味がある人も無い人も、「近代~現代の世の中の流れを、思想家たちの考えをもとに整理する」ことに有用だと思います。


思想家たちの考えには概要、こんなものがあるのかー
そして時代の流れはこうなのかー
で、自分はそれらについてどんな立ち位置で考えるのかー

ということを整理してみると、自分の価値観が明確になり、
様々な事象に対する意見を率直に述べることが可能になるのではと思います。

 

2.哲学について自分が行うべきこと

既に記載しましたが、
哲学をヒントに、自分の価値観を明確にしたいです。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

思想家たちの考えには概要、こんなものがあるのかー
そして時代の流れはこうなのかー
で、自分はそれらについてどんな立ち位置で考えるのかー

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

物事に対してプラスと見るのか、マイナスと考えるのか、またはどちらでもないと考えるのか。
その理由は何なのか。

マイナスと思うのなら、どうすればプラスにできるのか、
どちらでもないと思うのなら、どうすればプラスになるのか、どう転ぶとマイナスなのか、

自分自身の立場はそうだが、他人の立場だとどうなのか、
そもそも人間の立場だとどうなのか、人間以外だとどうなのか。

 

といったことを考え続けていきたい。


3.具体的なアクション

 

本書をハブとして、以下の書籍を読みたい。

 

ホッケースティック幻想: 「地球温暖化説」への異論

ホッケースティック幻想: 「地球温暖化説」への異論

  • 作者: A.W.モントフォード,桜井邦朋,A.W. Montford,青山洋
  • 出版社/メーカー: 第三書館
  • 発売日: 2016/04/25
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る
 

 

自然の権利―環境倫理の文明史

自然の権利―環境倫理の文明史

 

  

服従

服従

 

⇒ ミシェル・ウェルベックの本は、他にも読みたい。

 

〈私〉だけの神――平和と暴力のはざまにある宗教

〈私〉だけの神――平和と暴力のはざまにある宗教

 

⇒ これを最も読んでみたい。

 

テロと殉教―「文明の衝突」をこえて

テロと殉教―「文明の衝突」をこえて

 

 ⇒ 多文化主義ではなく、フランスの社会統合のモデルを参考にすべき。
   という内容だが、すでにフランスでもイスラム原理主義のテロが発生した今日では重要性は薄れるかもしれないが、それでもイスラム問題を考察するには読むべき本ではないかと思う。

 

21世紀の不平等

21世紀の不平等

 

 

CODE VERSION2.0

CODE VERSION2.0

 

 ⇒ このあたりは少しもう古いかも?(2007年発売、役10年前だから)と感じるが、情報通信ネットワークのあり方を理解するには良書ということらしい。

 

以上。

人を励ますのが苦手な人のための50の簡単な方法

表題の書籍だが、やはり昨今の、ヒトの長所をいかに見て、

その人が気持ちよく活躍できるか、という点に活かすことのできる情報があると思う。

 

人を励ますのが苦手な人のための50の簡単な方法

人を励ますのが苦手な人のための50の簡単な方法

 

 

自分自身は人を励ます、褒める、ことに苦手意識は無いが、

「人にやる気になってもらう」

「人のやりたい道を引き出す」

「相手の不安を消して一緒に考え進む」

 

ことは仕事であれプライベートであれ非常に重要だと思う。

 

なんでもない、当たり前のことが書かれているが、以下の3点が大事。

 

・ 相手に自分ができることは何かを考え、できることをして励ます

・ 時にはキツいことであっても、いうべきこととして伝える

・ 反応が無いとき、相手が受け入れられないときでも、それで良いと思う

 

どんどん、他人に貢献して、お互いに気づきを得ることができると素敵である。

 

以上。