いま世界の哲学者が考えていること
<もくじ>
1.こんな人におすすめです(概要)
2.哲学について自分が行うべきこと
3.具体的なアクション
1.こんな人におすすめです(概要)
面白かったです。単純に。
理由は2点です。
① 哲学は、”人生の真理”といったものだけを考察追究する学問ではないことを再認識できたため
② 歴史、宗教、科学の先端に関連があることがわかったため
⇒ まとめると、これからの世界に生きる人のヒントとなる学問、ということになるでしょうか。
で、どんな人におすすめかといいますと、4点ほど。
・ 哲学に興味があるがあまり予備知識の無い人でも楽しめます
・ 歴史が好きな人、特に世界史が好きな人におすすめです。
・ バイオテクノロジーやAIなど、テクノロジーに関心のある人にも。
・ 環境問題に関心のある方などなど。
といったところです。
哲学に興味がある人も無い人も、「近代~現代の世の中の流れを、思想家たちの考えをもとに整理する」ことに有用だと思います。
思想家たちの考えには概要、こんなものがあるのかー
そして時代の流れはこうなのかー
で、自分はそれらについてどんな立ち位置で考えるのかー
ということを整理してみると、自分の価値観が明確になり、
様々な事象に対する意見を率直に述べることが可能になるのではと思います。
2.哲学について自分が行うべきこと
既に記載しましたが、
哲学をヒントに、自分の価値観を明確にしたいです。
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思想家たちの考えには概要、こんなものがあるのかー
そして時代の流れはこうなのかー
で、自分はそれらについてどんな立ち位置で考えるのかー
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物事に対してプラスと見るのか、マイナスと考えるのか、またはどちらでもないと考えるのか。
その理由は何なのか。
マイナスと思うのなら、どうすればプラスにできるのか、
どちらでもないと思うのなら、どうすればプラスになるのか、どう転ぶとマイナスなのか、
自分自身の立場はそうだが、他人の立場だとどうなのか、
そもそも人間の立場だとどうなのか、人間以外だとどうなのか。
といったことを考え続けていきたい。
3.具体的なアクション
本書をハブとして、以下の書籍を読みたい。
⇒ ミシェル・ウェルベックの本は、他にも読みたい。
⇒ これを最も読んでみたい。
⇒ 多文化主義ではなく、フランスの社会統合のモデルを参考にすべき。
という内容だが、すでにフランスでもイスラム原理主義のテロが発生した今日では重要性は薄れるかもしれないが、それでもイスラム問題を考察するには読むべき本ではないかと思う。
- 作者: ローレンス・レッシグ,Lawrence Lessig,山形浩生
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2007/12/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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⇒ このあたりは少しもう古いかも?(2007年発売、役10年前だから)と感じるが、情報通信ネットワークのあり方を理解するには良書ということらしい。
以上。