プロフェッショナルの条件 いかに成果をあげ、成長するか
プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))
- 作者: P・F.ドラッカー,Peter F. Drucker,上田惇生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2000/07
- メディア: 単行本
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ドラッカー先生の本は、いくつか持っているのだが、しっかり読んでない。
最近、書店でドラッカー先生コーナーを見ると、なんだかいっぱい先生の書籍が増えていた。(見慣れぬ本が増えていた)
さすが大思想家、経営の神様だと思う。
本書は、ビジネスマンとしてという括りだけでなく、プロとして仕事をするための考え方を意識付けするのに有用だと思う。
個人的には、本書のメッセージの意義は以下の部分に集約しても良いのではと思う。
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▼ドラッカー先生が13歳のときの、宗教の先生の言葉
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「何によって憶えられたいかね」
「今答えられるとは思わない。でも、50歳になっても答えられなければ、人生を無駄にしたことになるよ」
▼ドラッカー先生の解釈
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今日でも私は、この「何によって憶えられたいか」を自らに問い続けている。
これは、自らの成長を促す問いである。なぜならば、自らを異なる人物、そうなりうる人物として見るよう仕向けられるからである。運のよい人は、フリーグラー牧師のような導き手によって、この問いを人生の早い時期に問いかけてもらい、一生を通じて自らに問い続けていくことができる。
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また時間を置いて読み返したい本である。
赤色の、ドラッカー名著集を保持しているので、それも読んでまた一周また一周としたいものだ。
もう1点、書いておきたい内容は以下。
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19世紀の作曲家ヴェルディが、齢80にして「ファルスタッフ」というオペラの曲を書いた。作曲家ワーグナーと肩を並べる身でありながら、その歳でどうしてオペラという並外れて難しい大変な仕事に取り組んだのか、という問いにこう答えた。
「いつも失敗してきた。だから、もう一度挑戦する必要があった」
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・・・そりゃあドラッカー先生がこの言葉を忘れることはなく心に刻み付けられるよなと思う。
ウィーンにオペラ聴きに行きたい!
以上。