茶道の美学
茶道を初めて約一年、初期のお免状を頂き、精進しておるところです。
お師匠様(といっても70代のおばあさまですが)に、「先生になる準備」として
必要な内容がのっている本として紹介して頂きました。
それが表題の「茶道の美学」であります。
曰く、道と名のつくものは、学べば学ぶほど今までみえなかったものが
みえてくるようになる世界だと思うのですが、この本を読んだ時もそのように
感じました。
今回初めて読了した時には、前半の方が印象的でした。
第二章”数寄の展開”、第三章”数寄より茶の湯へ”の部分で
茶室や床に飾るもの、茶器や棚などの意匠、好みに関しての変遷と進化を感じ、
現代においても、もし自分が将来先生となり、人に教える立場となれば、
より一層の茶道の追求と自らの「すき」を追求していければ幸せだと思ったのでした。
また、茶道の稽古を続ける中、読み返して琴線に触れる部分を増やしていければと思います。
・・・これ、なんだか書評じゃないな(笑)
茶道の美学 茶の心とかたち 講談社学術文庫 / 田中仙翁 【文庫】
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- 価格: 994円